『the Legend 〜光と闇の物語〜』 各章あらすじ

章ごとのごくごく簡単なあらすじです。大体まとまってます。
『the Legend 〜光と闇の物語〜』が実際にはどんな感じの話か知りたいとき、
またはこれまでのストーリーを振り返りたいときにどうぞ。
背景と同じ文字色を使用してますので、読みたい部分を反転させてお楽しみ下さい。

第一章

 育ての親でもあり魔法の師匠でもあるガールディー・マクガイルが全世界を巻き込む戦争を起こすかもしれない。
 噂の真偽を確かめるため、世界最強の魔道士であるチャーリー・ファインはガールディーが暮らしていた聖域の洞窟の島へ向かう。
 途中で拾った盗賊のコランド・ミシイズと共にやって来たガールディーの小屋にはレフィデッドと名乗る赤髪の魔道士が潜んでいた。
 いきなり魔法を封じられ、チャーリーは窮地に立たされるが………。


第二章

 チャーリー・ファインが旅立った後のシェリイン村。
 ヴァシル・レドアとトーザ・ノヴァは突如現れた邪竜人間族に襲われるが、危ういところを善竜人間族の皇子サイト・クレイバーに助けられた。
 サイトに連れられ聖域の洞窟の島にてチャーリーと合流するヴァシルとトーザ。
 コランドが『闇』を払う宝石の話を皆に聞かせる。
 ガールディーの小屋に泊まったその夜、チャーリーは島にある異変が生じていることに気づいて………。


第三章

 チャーリー・ファインとサイト・クレイバーは善竜人間族の居城バルデシオン城へ。
 ヴァシル・レドア、トーザ・ノヴァ、コランド・ミシイズの三人は宝石の一つがあると伝えられる海辺の洞窟へ。
 洞窟に入ったヴァシル達の前に魔物召喚士(モンスターサマナー)シーリー・ロシナッティが立ちはだかる。
 反撃することも出来ず苦戦するヴァシル達を救ったのは、十七年前一斉に滅びたとされる妖精の生き残り、ユリシアだった。


第四章

 地の四大(エレメント)より自分達が定められた宝石の勇者であることを知らされるヴァシル・レドア、トーザ・ノヴァ、コランド・ミシイズの三人。
 邪竜人間族の妨害はあったもののノームの宝石を無事譲り受けて、海辺の洞窟からバルデシオン城下町を目指す。
 一方チャーリー・ファインはサイト・クレイバーの父である善竜人間族の王、サースルーン・クレイバーと対面する。


第五章

 バルデシオン城下町を見物に出たチャーリー・ファインとサイト・クレイバー。
 賑やかな町中に突然出現したモンスターを撃退するが、それを送り込んで来たのはガールディー・マクガイルであるらしい。
 ガールディーの心変わりに戸惑うチャーリーは眠れぬままに夜中の街へ。
 窓からその姿を認めたサイト・クレイバーがその後を追って………。
 翌朝、ヴァシル・レドア、トーザ・ノヴァ、コランド・ミシイズの三人がバルデシオン城に到着。
 ノームの宝石の力でサイトが四人目の勇者であることが判明し、彼の守護石であるアクアマリンの精霊も覚醒する。


第六章

 世界一の歌声を持つと名高い吟遊詩人(バード)マーナ・シェルファードを迎え、平和な空気が流れたのも束の間。
 ガールディー・マクガイル本人がバルデシオン城を襲撃する。
 チャーリー・ファインが応戦するも、ガールディーの圧倒的な力の前に終始劣勢。
 『闇』に憑かれたガールディーの暗黒魔法がチャーリーに襲いかかり………。
 ───世界に残された時間は、あと三ヶ月。


第七章

 片腕を消し飛ばされるという完全な敗北を味わって、戦いに向けての決意を新たにするチャーリー・ファイン。
 宝石の所在を示した地図を手に入れるため、数名の仲間と共に再び聖域の洞窟の島へ。
 バルデシオン城には人間族の統率者である『国王陛下』ゴールドウィン・レッドパージが愛竜のシルヴァリオンと共に姿を見せた。
 城に残っていたコランド・ミシイズはゴールドウィンとサースルーン・クレイバーの二人から世界を一瞬で消滅させることが出来る『四禁魔法』について聞かされる。


第八章

 ガールディー・マクガイルが自分の小屋に隠した宝石の地図を手に入れるため、聖域の洞窟の島へやって来たチャーリー・ファインとその仲間達。
 賢者(セージ)メール・シードと魔道士イブ・バーム、風変わりな二人組に遭遇して気になる魔道士の話を聞かされた直後、邪竜人間族の魔道士ウィプリズ・ユオとアンデッド兵士達の襲撃を受ける。
 ホワイトドラゴンに変身したサイト・クレイバーのブレスで撃退されたアンデッドには、かなり異常なある特徴があって………。


第九章

 地図を手に入れバルデシオン城に戻ったチャーリー・ファインとその仲間達。
 賢者(セージ)メール・シードはチャーリー達に恐るべき『ある技術』について説明する。
 アクアマリンの精霊ブレスラウの言葉を待つまでもなく、この賢者どうも普通の人間ではなさそうだ。
 その頃、城門のそばで城下町のこども達と遊んでいたマーナ・シェルファードとイブ・バームは、突如出現したストーン・ゴーレムに襲われて………。


第十章

 邪竜人間族の居城、エルスロンム城。
 ラーカ・エティフリック、リンド・エティフリック、カディス・カーディナルの三人は地下牢に囚われていた邪竜人間族の皇子アシェス・リチカートを救い出した。
 『白髪赤衣の魔道士』に牢にかけておいた魔法を解除したことを指摘されつつ、ガールディー・マクガイルは遠い遠い昔のある『約束』を思い出していた。
 バルデシオン城へやって来たアシェス達も仲間に加えて、いよいよ世界中に散らばった宝石を探す旅が始まる。


第十一章

 チャーリー・ファインはヴァシル・レドア、メール・シード、ゴールドウィン・レッドパージと共に新たな宝石が眠る王家の洞窟へ。
 邪竜人間族ジュナ・ミルールと人間族ドリューク・ティフルが一行の前に立ち塞がるが………。
 森の翡翠を手にして王都の王城へやって来たチャーリー達は、先刻の戦闘の際に津波に呑まれて海に落ちたチャーリーを危ういところで救った一人の魔道士と対面する。


第十二章

 ヴァシル・レドアは対竜人間族用の特殊武器ドラゴンスレイヤーを譲り受けるため、メール・シードに連れられて王都のはずれにあるベル研究所を訪れた。
 所長アントウェルペン・ベルの孫、コート・ベルはかつてメール・シードの婚約者であったと言う。
 メール・シードは変わってしまった、何故だかわからないが…二人の話を聞いたヴァシルが決定的な矛盾に思い当たったとき、コートに意味深な手紙を残してメール・シードは姿を消してしまう。


第十三章

 夜の王都、雨の中をメール・シードが駆ける。
 最愛のひと、コート・ベルに会うため、彼と話をするため、最後のお別れを言うために。
 メールがコートとヴァシルに語った『運命』はあまりに悲しいものだった。
 そして、『白髪赤衣の魔道士』の襲撃を退けコートとメールのもとに駆けつけたチャーリー・ファイン達を待ち受けていた光景は………。
 ───雨の惨劇。
 『敵』の姿が見え始める。


第十四章

 カイラス・ノーベルダウンに見出され修行を積んでいた若き日ガールディー・マクガイル。
 シルフィア・フーシェという名の黒髪の少女との出会いが彼の全てを変えた。
 エルフでありながら『闇』の色の髪と瞳を持つシルフィア。
 彼女は『光の具現者』…世界を守るためにその生命を投げ出さなければならない存在。
 ガールディーは思う───『光』も『闇』も許すわけには、いかない、と。


第十五章

 トーザ・ノヴァ、ノルラッティ・ロードリング、ラーカ・エティフリック、リンド・エティフリックの四人は氷の洞窟にある水の四大の宝石を手に入れるため、世界の最北オフォック村へやって来た。
 奇妙に静まり返った村で彼らを迎えたのは、村の宿屋の子供レイドフォード・ウェスティングハウスが投げつけた小石入りの雪玉。
 姉であるギンレイ・ウェスティングハウスによると、三日前に村を襲撃した邪竜人間族が多数の村人を惨殺し二人の両親をさらったらしい。


第十六章

 コランド・ミシイズ、アシェス・リチカート、カディス・カーディナル、ラルファグ・レキサスの四人は宝石の一つが眠る罠の洞窟の情報を入手するため、コランドの師匠であるワイトマン・シャウディンが住む港町フェデリニにやって来た。
 直後、アシェスを狙う邪竜人間族の追っ手がフェデリニを襲撃する。
 皇子を守るために単身ドラゴンの群れに立ち向かうカディス・カーディナルだったが………。


第十七章

 世界の底、『海底神殿』からやって来た空飛ぶ小魚カーマッケン。チャーリー・ファイン達は彼に導かれ、今まで世界の誰も足を踏み入れたことのない場所へ向かう。
 一方、湖の洞窟に眠る宝石を手に入れるためにエルフの隠れ里へ向かったサイト・クレイバー達。迎えに出て来たエルフに「里に案内出来るのは『光』の竜の皇子のみ」とはねつけられ森で待つマーナ・シェルファード達の前に現れたのは………。


第十八章

 シルフィア・フーシェがガールディー・マクガイルを愛していながらも、『光の具現者』として生命を落とさなければならなかったその理由。ディルシア・フーシェがサイト・クレイバーに語る三年前の出来事。
 森に残ったマーナ・シェルファード達の前には、エルフの結界を打ち破り白髪赤衣の魔道士が現れて………。


第十九章

 トーザ・ノヴァ達は最北の村オフォックにて無事に水の四大の宝石を入手する。
 一方チャーリー・ファイン達は世界の底『海底神殿』にて『白』と『赤』に遭遇。おそらくは全ての発端であると思われる、世界のはじまりにまで遡る『青』の願いを知らされる。
 遠い遠い昔、何もなかったこの場所に『世界』をつくるため連れて来られた『彼女』はただ元いた場所に帰ろうとしているだけなのか、それとも………。


第二十章

 宝石の一つが眠る罠の洞窟にやって来たコランド・ミシイズ達だったが、早々に敵の襲撃を受けて広い洞窟の中で別行動を余儀なくされる。
 アシェス・リチカートの前に立ちはだかるのは、同族の魔道士であるウィプリズ・ユオと…「赤い瞳」のレフィデッド−人の身体に竜の力を持つ、『竜のバケモノ』。
 一方、仲間達と合流出来ずにいるコランド・ミシイズとティリア・シャウディンの前にも、ジュナ・ミルールとドリューク・ティフルの二人が現れるが………。

『the Legend』トップにもどる。

Copyright © 2001 Kuon Ryu All Rights Reserved.